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「ようやく出会えた!」婚活歴10年以上、交際歴半年でゴールインした田中さん夫婦のストーリー

内容

「心から信頼できるパートナーに出会えました」と語るのは、2024年7月に結婚した田中裕二さん(45歳)と綾香さん(39歳)。
婚活アプリや婚活パーティーでの出会いを重ねながらも、なかなか理想の相手と巡り合えなかったお二人でしたが、県の一対一の婚活マッチングシステム「ハートマッチにいがた」を活用して運命の出会いを果たしました。
トントン拍子にわずか6カ月で結婚が決まったその秘訣とはなんなのか? お二人にお話を伺いました。



県が運営する「安心感」と実績に期待して登録

――お二人がハートマッチにいがたに登録したきっかけを教えてください。

裕二さん:それまで婚活アプリを10年ほど使っていたんですが、なかなかうまくいかなかったからです。何人もの人と会いましたが、僕が「この人いいな」と思っても相手からの反応が薄かったり、その逆だったり……。交際に発展するまでの難しさを感じていました。
そんな時、たまたま私が住む加茂市でハートマッチにいがたの出張登録会があると知って、これはいい機会だと思って会場に行き、2022年6月に登録しました。


綾香さん:私が登録したのは2023年11月です。以前付き合っていた方と別れた後すぐ、積極的に婚活パーティーに参加していたんですが、なかなか良いご縁がなくて……。そんな時たまたまバスの中吊り広告でハートマッチにいがたを知って、県が運営しているということで安心感があったのと、成婚数200以上(※)という実績に惹かれて登録してみました。結婚相談所よりもリーズナブルな価格で利用できるのも魅力だと感じましたね。
※2023年11月時点


交際から6カ月で結婚!トントン拍子に進んだ理由

――お二人の初対面はどのような感じでしたか?

綾香さん:ハートマッチにいがたに登録して間もなく、裕ちゃんから「ぜひ会いたい」というリクエストが来て、2023年1月に新潟市の万代シルバーホテルで初めて会ったんです。最初の30分はサポーターさんも同席して、上手に会話の糸口をつくってくれました。そのおかげで自然と打ち解けて話ができましたね。

――お互いの第一印象はいかがでしたか?

綾香さん:裕ちゃんは「穏やかな人」という印象でした。話をしていくうちに、しっかりとした考えを持っている方だと分かって、とても安心感がありました。

裕二さん:綾香の第一印象は「優しそう」でしたね。でも少林寺拳法を習っていたことやブルースリーの映画が好きということを知り、見た目とのギャップに驚きました(笑)そんな意外性が魅力的だと感じましたね。


――その後の進展は早かったそうですね。

綾香さん:そうなんです。マッチング後にサポーターさんを通じて連絡先の交換し、翌日からはほぼ毎日LINEでメッセージのやり取りをしていました。自然と会話が弾んで、夜遅くまで色々な話をしていましたね。その週末にはさっそくデートに行きましたし、その後も休日は必ず会う約束をしていました。そうして2週間ほど過ごした後、正式にお付き合いを始めました。

裕二さん:自分でもびっくりするほど早い展開で…交際2カ月後には、綾香のご両親にごあいさつしたんです。温かく迎えていただき嬉しかったですね。そして結婚を前提にお付き合いを続けて、交際半年記念日である7月21日に入籍することになりました。実はいま綾香のお腹に第一子を授かっていまして、あと数カ月で僕はパパになります。本当にトントン拍子でした……!

――おめでとうございます!順調に結婚へと発展した秘訣はなんでしょうか?

裕二さん:お互いの実家が車で30分ほどの距離だったことは、順調に話が進んだ理由の一つかもしれません。休日のたびに気軽に会えたことは大きかったです。お互いの気持ちを確かめ合いながら、関係性を深めることができました。


婚活アプリとは一味違う「ハートマッチにいがた」の特徴とは

――ほかの婚活サービスと比べて、ハートマッチにいがたの良かったところはなんでしょうか?

綾香さん:まず、県が運営しているという安心感が大きいですね。登録者は「独身証明書」もしくは「戸籍謄本」の提出が必須なので、身元がはっきりしているというのも良かったです。

裕二さん:そうそう。それに、僕の親世代の60~70代は「マッチングアプリでの出会い」と聞くと違和感があるみたいですが、僕が両親に「県が運営しているマッチングサイトで出会ったんだよ」と報告すると安心していましたね。

綾香さん:あと、ハートマッチにいがたといえば、サポーターさんの存在が特徴です。初めてマッチング相手と会う日の調整をしてくれたり、当日は30分ほど同席して会話に加わってくれたりと心強かったです。私たちを仲介してくれたサポーターさんは50代くらいの明るい女性で、信頼できる方でした。




マッチングサービスで縁をつかむ2つのポイント

――マッチングサービスを使った婚活で成功するためのポイントは何だと思いますか?

綾香さん:条件にこだわりすぎないことですね。実は私、最初は「喫煙者NG」にしていたんです。でも、その条件を外して視野を広げたことで、裕ちゃんと出会えました。裕ちゃんはタバコを吸いますが、分煙に気を使ってくれる優しい一面を知って、それは大きな問題ではないと気づいたんです。

裕二さん:掲載するプロフィール写真も大事です。なかには「恥ずかしいから」と顔写真を載せない方も少数いますが、自分を知ってもらうならそれではダメですよね。僕は写真館で撮った写真を載せていました。

綾香さん:特に男性はプロフィール写真に無頓着な人が多い気がします。自撮りで顔面ドアップの写真では女性は引いてしまいますので……。「しっかりしたまともな人」という印象を持ってもらうために信頼感がある写真は大事ですよ。

――最後に、いま婚活を頑張っている方へメッセージをお願いします。

裕二さん:何より大切なのは、あきらめないことです。僕は10年以上婚活をしてもうまくいかず絶望していましたが、ご縁さえあればパートナーは見つかるんだなと分かりました。正直、頑張ってきたのに報われない期間が長すぎました。それでも「必ず素敵な出会いがある」と信じて活動を続けていたんです。その積み重ねが、結果的に綾香との出会いにつながりました。

年齢に関係なく、いつどんな出会いがあるかわかりません。ぜひあきらめずに婚活を続けてみてください。

 


この記事を書いたのは…

渡辺まりこ
新潟県三条市在住のライター。hitohira企画代表。経営者から、クリエイター、地域イノベーター、職人まで各界の第一線で活躍する人物へのインタビューを800件以上実施。夫は13歳年上の包丁職人。お笑いが好き。著書『インタビューの教科書』ほか2冊。
https://www.watanabemariko.com/